突然、不安の只中に陥りました。
O型には大胆なくせに気に病むところがあります。私もご多分に漏れずそういう奴。先月、年に一度の検査に病院へ出向き、異常なしと言われたのですが、なにやら怪しい感じに・・・。そう思ってしまったら、無駄に行動力だけはあるO型としては、じっとしていられずに病院へ電話をかけ担当医の外来時間を確かめた時点でもう診察を受けると決めていました。
心配性の母には言えないし、勤務中の夫に連絡するのも憚られました。 ここ数日、体調が悪かったこともあり病院へ向かう電車の中では、最悪の告知が頭をよぎります。もしも、入院、手術なんてことなら近くの病院に紹介状を書いてもらおうか、とか、そうでなくても心配性の母に知らせずになんとかならないか、だとか入院の前に家の掃除をしなくちゃ、だとか・・・。
死にそうな顔で診察室に入った私は、担当医から安堵の言葉をかけられ、思っていた最悪の診断ではなく、まったく別の診断を受けました。「心配しなくても大丈夫。ただ、こういうふうに、いつも自分の体を気にかけるの事は大切だから。」と。そして、「今夜はゆっくり寝てね。」と言われました。
あんなに不安に包まれて乗った、病院への電車の復路にほっとして乗っている私がいました。普段の生活を反省しつつ、また明日から普通に生活できることへの喜びをかみしめ今夜は夫と娘の好物を作ろうと思いました。
帰路少し足早になる夕月夜 えくぼ
(季語:夕月夜 季節:秋)
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