2012年1月27日 (金)

ほっと一息

親からもらった資質のおかげで、子供のころから虫歯にはあまり縁のない生活でした。

少々の虫歯を削ったことはあっても、歯医者さんでこわい思いしたこともなく、大人になってからも歯石を取りに行くくらいでした。

一年ほど前、いつものように歯石を取ってもらっていたら右下の親知らず付近に炎症があるといわれ、レントゲンをとると・・・。

自称(笑)素直な性格の私の歯とは思えない写真が!

右下の親知らずは、顎の骨にぶつかって生えており、左下の親知らずに至っては、完全に真横に寝ています。

そのときは、磨き残しが顎の骨との隙間に残っていて炎症を起こしていたので消毒ですみましたが、先生は「口腔外科でないと抜けないので、いつでも紹介状を書きますよ。」と。

いまのところ、虫歯になっていないし『口腔外科』という言葉にビビってしまい、またそのうちに、と逃げてしまいました。

ところが!!

年末から、また右下の奥が痛み一月半ばに診察を受けると、親知らずに虫歯発覚!!

虫歯で欠けるとなおさら抜きにくくなるので早急にと市立病院の口腔外科への紹介状を渡されました。

20日に渡され、23日に初診、26日に抜歯、と、あれよあれよという間に決まってしまいました。

26日、大学病院から来ている専門医は、ビビっている私に優しく説明後、麻酔。

麻酔のおかげで抜歯している間は痛みは感じません。ただ、ドリルの音と、めきっ、ばりっ、と人の体から出ていいはずのない音に体が震えて泣きたくなりました。

抗生剤と痛み止めをいただき帰宅。痛み止めは帰宅してすぐと夕食後に飲んだだけで、我慢できないような痛みもなく、今朝、かかりつけの歯科で消毒の処置をしてもらいました。抜糸もいつもの歯科でしてもらえるとのことで一安心。

子供の手前、家ではあまり怖がることもできなかったけど久しぶりに怖い思いをしました。

底冷えのぬるま湯で飲む鎮痛剤   えくぼ

    (季語:底冷え   季節:冬)

2012年1月19日 (木)

いつも会ってる友のように

7~8年ぶりに友人と会いました。

先月、俳句を機会に久しぶりにメールをやりとりした友人です。

数年ぶりなのに、数日前にも会ったかのように話がはずみました。

それぞれの近況、家族こと、子どものこと、話は尽きません。

注文したランチを食べるのも忘れて話しました。

そのあと、あちこちをウィンドショッピングをしたり、スィーツを買ったりして別れました。

もちろん、また近いうちの再会を約束して。  

寒紅やあの日となんら変はりなく   えくぼ

     (季語:寒紅   季節:冬)

2011年12月22日 (木)

クリスマス近し

この週末は、寒くなるようです。

街は、クリスマスイルミネーションで美しく飾られています。

我が家では、子どもが大きくなった今は大きなツリーは出さずに、玄関の棚に小さなツリーとサンタの置物を飾るだけです。

近くの公園も夜は普段とは違ってキラキラと輝いています。

帰路を急ぎつつ、つい見惚れてしまいました。

                イルミネーションして公園も別のかお   えくぼ

                    (季語:イルミネーション   季節:冬)

         ※イルミネーションは俳句座☆シーズンズで提案している新季語です。

2011年12月20日 (火)

空を見上げて

昨日は父の祥月命日でした。

毎月月参りには、ご住職が来てくださいますが、平日の午前中が多くなかなか行けないのが現状です。

昨日も、午前中のお参りの予定でした。祥月なので私だけは行くつもりでしたが、急に檀家でお葬式があり、夕方に変更になりました。

それで、娘も学校の帰りにお参りに寄ることができました。

父にとっては、生前唯一の孫で可愛がってもらいましたし、娘もおじいちゃんが大好きでした。  

学校から自宅までの途中にある母のマンションには帰りに時々寄っているようで、その時には仏壇にも手を合わせているようです。

「来年の今日は、七回忌ですね。」と、ご住職に言われ早いものだとつくづく思いました。

晴れ男の父らしく、やはり今日も良いお天気でした。ご住職を見送り空を見ると、美しい夕焼けが。

夏の夕焼けよりも短時間ですが、鮮やかで美しい空に暫し見とれていました。

                     住職を送りてのちの冬夕焼   えくぼ

                          (季語:冬夕焼   季節:冬)

2011年12月15日 (木)

俳縁

先日、うれしいメールが届きました。

ずっと一緒に句座を囲んでいた方。

その人の句は、とても艶があって大好きでした。句会で、多分彼女の句だろうなぁと思ってもやっぱり戴いてしまう(選句してしまう)ほどに。

ご主人のご両親の面倒をみて大変だろうに、そんな大変さは微塵もみえない美しい句でした。

私より、ちょっぴりお姉さんのはずなのに可愛らしいイメージの彼女。

今は、年に一度の年賀状の行き来だけで、『今年こそ会いたいですね』を何度往復させたでしょう。

その彼女が、某メルマガに載った私の句と名前をみつけてくれて久しぶりにメールをくれました。

ご自分の時間が持てるようになったことが書かれていて、その後まるで女子高生のように何度もメールを往復して近況報告をしあいました。

そして、年が明けたら今度は言葉だけじゃなく本当にランチでもしましょうという話になりました。

久しぶりにあったら何から話そうか?時間ができたのなら、また俳句をご一緒しようと誘おうか?そのまえに、私の住む街へ来てくれる彼女に喜んでもらえるランチのお店を探さなきゃ!

俳句がなければ出会えなかった人との再会を楽しみに、忙しい年末年始をこなしていこうと思っています。

               再会の日の待ち遠しココア吹く   えくぼ

                         (季語:ココア   季節:冬)

              ※ココアは、俳句座☆シーズンズで提案している新季語です。

2011年12月11日 (日)

行列の訳

小さいときから湿疹に悩まされてきました。

昔は、アレルギー性湿疹といわれ、中学生ころ、アトピー性皮膚炎と呼ばれるようになってからは、病院を変えたときだけ少し治まる程度で(お薬が変わったからだと思います)皮膚自体が堅くなってしまい、とても良くなるとは思えませんでした。

ステロイドも長く使っていると、髪の毛がたくさん抜けたり湿疹が治まっても皮膚が黒くなってしまいます。

子どものころは、乾燥する冬が中心だったのに、大人になると仕事が忙しかったり、対人関係でうまくいかないような、いわゆるストレス過多の時にも酷くなって・・・。

どこの皮膚科でも、「体質とストレスからなので、酷くならないようケアしていきましょう」といわれるだけ。

妊娠中は卵類や乳製品を控えたりして、幸いにも娘は今のところアトピーの症状はありません。

この年齢になって自分でも自分の『アトピーが治る』なんて思ってません。まぁ、酷くなると市販の薬を塗るくらい。

ところが、今年の秋、知人に「とても評判いい皮膚科があるのよ」と教えられました。

自宅からは少し遠いのですが、行ってみるとすごい患者さんの人数にびっくり。

開院前には毎朝行列ができているそうです。

やっと順番になり診察室へ。穏やかななかにも凛としたたたずまいの女医さんです。

そして女医さんは、患部を診て「すいぶん昔から痒い思いをしましたね。元々の肌はしっとりしてるから、必ずこの肌(湿疹のない部分)と同じにもどりますよ。治していきましょう。大丈夫!」

・・・・・・・、えっ?

いまだかつて、皮膚科で聞いたことのない言葉にびっくり。

そして、その言葉どおり私の肌は、乾燥の厳しいこの季節とは思えないようなしっとりさを保っています。

効いたのはお薬だけではなく、女医さんの言葉の力もあるように思いました。

紹介してくれた知人にお礼をいうと、彼女も女医さんの全て受け止めてくれるような話し方に惹かれたひとりだそう。

行列の訳、身をもって納得しました。

             例ふれば冬日を受けし心地かな   えくぼ

                     (季語:冬日   季節:冬)

2011年12月 7日 (水)

冬の薔薇

冬の薔薇
週に3日、娘がバイトをしています。

学校が終わってからの16時半から19時まで。

たまに19時半まで頑張ってきます。

生放送のあとは、入力の仕事があり、これが時期によって多い時があるようです。

遅い時は迎えに行くのですが、いつも待っているベンチの近くの荒れた花壇に薔薇があることに気付きました。

優しい色の薔薇です。

父が亡くなった時に、自宅で咲いてた冬薔薇を思い出しました。

               冬薔薇咲けば背景変はりたる    えくぼ

                              (季語:冬薔薇[ふゆそうび]    季節:冬)

2011年12月 4日 (日)

師走来る

一年を振り返る時期となりました。

今年はとても大変年でした。

何をおいても三月の震災。地震の被害、津波の被害のみならず原発の被害。

被災地の方々には、どれほと゛恐ろしく不安な思いをされたことでしょう。もちろん、今も不自由な生活を余儀なくされ、見つからないどなたかを探されている方もおられることでしょう。

個人として何ができるか?人として何をすべきか?大切なものは何か?

いろんなことを考えさせられました。

我が家では、一人娘が高校を卒業しました。

専門学校では、私にはまったく意味不明(笑)なITを学んでいるようです。(いや、実際学んでいることも難しくてわかりませんが・・・。)

そして、以前からの夢のために子どもの頃からのお年玉とアルバイトで他の勉強も始めました。まったく違う分野だし、掛け持ちで何かを学ぶなんてできっこないと始めは反対しましたが、どちらも今のところ一日も休むことなく続いています。

正直、予想外。

でも、夢をみること、夢を追うことは今だからできる特権なのかもしれません。

その夢が叶っても、叶わなくても、また、その夢が途中で変わってしまうことがあっても、今の時間は無駄にはならないと思いたいです。

        夢ひとつ抱き見上げる冬銀河   えくぼ

                     (季語:冬銀河   季節:冬)

2011年3月 1日 (火)

卒業式

ここ数日の暖かさとはうらはらな寒い日でした。

多分、私が参列するのは最後であろう卒業式は、式次第にしたがって粛々と進んでいきます。

式も後半、式歌斉唱では、『旅立ちの日に』の斉唱を聴き、校歌斉唱を聴き、閉式の辞。

さて、卒業生退場だな、と思ったら、体育館の照明が落とされ正面右手の壁をスクリーンに卒業生の思い出の場面が映し出されました。

その後、クラスごとに全員が円陣を組み、かけ声をかけたあと、A組から順に私たち父兄席に向かって声を合わせてお礼の言葉が。

『お父さん、お母さんありがとうございました』『3年間お弁当作ってくれてありがとう』『これからも、宜しくお願いします』

それぞれが声を揃えて、でも少し涙声で、父兄席に向かって叫んでくれました。

『卒業生答辞』で流した涙もようやく収まったと思ったのにまた泣いてしまいました。

              卒業の涙声なる校歌かな  えくぼ

                   (季語:卒業   季節:春)

2010年12月 6日 (月)

夢見る年頃

高校三年生の娘は、春からはIT関連の専門学校への入学が決まっています。

商業高校で学んだ3年間を基礎に、もっといろいろな事をが出来るようになりたいようです。

しかし、実は娘にはもう一つやりたいことがあるようで、そのレッスン先も決まったようです。

大人の目、しかも親の目から見れば、笑ってしまうような事てすが、小さい頃から貯めていたお年玉とアルバイトでレッスン費用をまかなうからと、主人を説得しました。

あとになって、あの時チャレンジしていたら・・・、と思わないようにやらせてみたらいいじゃないか、というまさかの主人の許可を得て本人は大喜び。

私にもあったように、主人にも若い日に夢見たことがあったのかしら?と、なんだかおかしくなりました。

                語りたる夢は遙かに冬銀河   えくぼ

                       (季語:冬銀河  季節:冬)

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